北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)が運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)の桂田精一社長(58)から任意で事情聴取したことが4日、分かった。海上保安庁は桂田社長と、事故当時に乗船していて行方が分かっていない豊田徳幸船長(54)の2人に対する業務上過失致死容疑で関係先を家宅捜索しており、安全管理体制に不備がなかったかなどについて調べを進めている。
事故は4月23日午後に発生。これまでに14人の死亡が確認され、12人の行方が分かっていない。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル